【定期テスト勉強法】受験勉強していて応用力がなくなったように感じた時、なぜ?うちの子の場合。
定期テストの結果が返ってきて、間違えたテストを見直すと愕然としたこと、ありませんか?
間違えるはずのない問題を間違えているとき・・・
あらー⁈と思うことありますよね。また、このくらいなら出来るはずの問題がなんで?出来てないなんて、など。
これを読んでいるのはお母上でしょうか?ご本人でしょうか?
どうか、お子様を(自分を)責めないで下さい。
何でなんでしょうね。
私の考えはこうです。
①時間がないと慌ててしまい、考える時間がなかった。
②時間がないと慌ててしまい、適当に答えてしまった。
③時間がないと慌ててしまい、問題が頭に入ってこなかった。
④暗記のしすぎで、考える力が減ってしまった❗️
え⁉︎暗記のしすぎで、考える力が減る?
私の中で1番問題だと思うのは、④です。
基本中学生向けの学習法ブログとしていますが、これは、高校生が大学入試の時にもつながることです。
暗記をすると、どんどん解るので楽しくなり、一問一答など解くのが楽しくなってきます。社会も、理科も、一問一答方式でワークなども暗記すれば8割程度は点数は取れるはずです。
しかし、満点を目指そうと思ったとき。
社会や理科の暗記物にあまりにも時間をかけすぎると、肝心な数学や英語、国語などの勉強しなくても、基礎さえあれば考える力で何とか取れるはずの教科が、なぜだか、とれなくなる。
勉強というものは、いつも勉強している教科は取れるし、楽しくてどんどんやりたくなるものですが、得意だからやらない教科は落ちていく、また、暗記をしすぎて、考えたり読んだりすることが少なくなると、考える力が衰えるのだと思われます。
暗記をあまりにもやりすぎた時のテストは、全て型で覚える癖になってしまい、応用力が必要な問題を解く力、習慣が失われているようです。そこで、読むのが億劫になって、適当に答えてしまったり、ということがあるようです。
次男の高校の先生は、大学受験で私立大学を志望しているとしても、学習する教科は減らすなと、常々、言われていました。
学習する教科を減らすと効率が良いようですが、本人の力は落ちていくようです。
また、センター試験が当時まだあった時、受験本番に近づくと数学のセンターの勉強は一切させてもらえませんでした。二次試験で大切な応用力が落ちるそうです。
おかげさまで、センター数学は8割程度しか取れませんでしたが、旧帝大の2次試験、数学では半分取れたら、合格と言われるなか、8割程度取ることが出来ました。
それくらい、考える力というものは、勉強の仕方で変わるものだということだと思います。
今、中学生の子は内申点アップするべく、理科社会、英語、漢字、湯桶読みなどの暗記をしすぎたのか、前回の中間テストの英語の長文と、英作文で撃沈しました。
その後の模試でも、数学と理科の簡単な計算ミスや英作文などで丸暗記の弊害が出ています。
丸暗記するなら、スラスラに出るまで丸暗記しないとダメなんじゃないかと、思います。
①〜③も対策は必要ですが、単純な計算ミスを防ぐところから徐々にミスをなくせば、嫌なイメージもなくなり、良い方向に向かうのではないかと。
とりあえず、うちの場合、計算ミスから、引き算や割り算の筆算をした時は、引き算で間違えやすいから、逆から足して合っているか確認する、
理科の湿度などの小数第一位まで四捨五入の時は、最後の桁が4なのか5なのか微妙な問題が出されることが多いから、最後こそしっかり割算する、など、
慣れが必要ですが、模試などの実地で、力が出せるように、確認の習慣をまずは身につけるように指導しています。いつかは、気をつける努力をしていれば慣れて良い方向に向かうので、怒らず、自分を責めずで長い目でみたいものですね。